「お金は銀行に預けるな〜金融リテラシーの基本と実践」
はい、本日は勝間和代さんの原点的な本です。
証券アナリストなどもやっていた、金融のプロが書いた
非常にわかりやすい投資入門ですね(^^;
最初に日本ではいかに預貯金に資産の配分が偏っているか、という
世界的な比較をし、
それは、金融のリテラシー(読み書き能力)が低いからだ、と
いいます。
たしかに、われわれは学校でも習っていないし、
家庭でもまともな投資教育など受けたことがない。
日本人にはカネカネ追求するのはみっともない、
そういう価値観が長い間、支配していたから。
もっとも一部の若者は、その反対に「カネカネ権化」になって、
振りこめ詐欺やら、カニカニ詐欺やら、
いっちゃってる人も出てますが(^^;
それはさておき。
正しい金融の知識をつけて、労働収入だけでない、
「お金に働かせる」ことも、一つの選択肢として有効ですよ、
という話です。
ある程度知識のある人にとっては、あまり目新しいところはない
と思います。
専門用語を使わず、とにかく知識ゼロでも読めるように、
工夫されていますね。
金融商品と普段はほぼ認識できていないような、
不動産、保険についても、
非常に重要な指摘をしています。
いわゆるマイホーム信仰は、値上がりの期待できない時代にあっては、
どれだけ大きなリスクとなるか。
特に新築マンションは、売るための広告費が上乗せされているので、
非常に高くつく。
保険も同じ。
手数料や保険金詐欺のリスク分まで払わされる商品に、
大きな割合を割いて、お金を預け続けることの危険性。
投資に回すお金がないよ〜という方は、
賃貸に住んで、保険は逓減型にし、車は買わない。
そんな提案をしています。
著者は投資については、初心者向けということで、
「投資信託」を買うことを勧めています。
資産を四分割し、
国内債券、国内株式、海外債券、海外株式。
月に4万積みたてられるなら、各1万ずつ。
アマゾンの書評で、著者が投信をすすめているのに裏を感じる、
という書き込みもありますが、それは、かなりの誤解でしょう。
私なら、ここに著者の「ヒトの好さ」を見ますよ(^^;
著者は、ノーロード型のインデックスファンドを勧めています。
まちがっても、証券会社も銀行も、
これは絶対勧めないですよ(^^;
全然儲からないから。
ネットで自分で探しだし、「コレ指名!」と自分で動かない
限りは投資できないものです。
相当前から話題のFXについても、有効性は認めながら、
あまり勧めてはいませんね。
やっぱり良識的な方だと思います。
ここから先は、自分で情報を集めて、動くしかありませんが。
基本的に投資好きな私が思うことは、
自分で選び、自分で決断することが重要。
どんな安全そうに見えるものでも、100%じゃないですから。
失敗したときに、誰かの受け売りだと、学べないんですよね。
非常に具体的で、良心的なアドバイスをくれる本だと思います。
やるか、やらないか、はあくまでも自由ですが(^^;
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