2008年06月04日

追求しすぎもよくないけどね。

では、本日のお題。

「お金は銀行に預けるな〜金融リテラシーの基本と実践」

はい、本日は勝間和代さんの原点的な本です。

証券アナリストなどもやっていた、金融のプロが書いた
非常にわかりやすい投資入門ですね(^^;


最初に日本ではいかに預貯金に資産の配分が偏っているか、という
世界的な比較をし、

それは、金融のリテラシー(読み書き能力)が低いからだ、と
いいます。


たしかに、われわれは学校でも習っていないし、
家庭でもまともな投資教育など受けたことがない。

日本人にはカネカネ追求するのはみっともない、
そういう価値観が長い間、支配していたから。

もっとも一部の若者は、その反対に「カネカネ権化」になって、
振りこめ詐欺やら、カニカニ詐欺やら、
いっちゃってる人も出てますが(^^;
それはさておき。


正しい金融の知識をつけて、労働収入だけでない、
「お金に働かせる」ことも、一つの選択肢として有効ですよ、
という話です。

ある程度知識のある人にとっては、あまり目新しいところはない
と思います。
専門用語を使わず、とにかく知識ゼロでも読めるように、
工夫されていますね。


金融商品と普段はほぼ認識できていないような、
不動産、保険についても、
非常に重要な指摘をしています。

いわゆるマイホーム信仰は、値上がりの期待できない時代にあっては、
どれだけ大きなリスクとなるか。

特に新築マンションは、売るための広告費が上乗せされているので、
非常に高くつく。

保険も同じ。
手数料や保険金詐欺のリスク分まで払わされる商品に、
大きな割合を割いて、お金を預け続けることの危険性。

投資に回すお金がないよ〜という方は、
賃貸に住んで、保険は逓減型にし、車は買わない。

そんな提案をしています。


著者は投資については、初心者向けということで、
「投資信託」を買うことを勧めています。

資産を四分割し、
国内債券、国内株式、海外債券、海外株式。

月に4万積みたてられるなら、各1万ずつ。

アマゾンの書評で、著者が投信をすすめているのに裏を感じる、
という書き込みもありますが、それは、かなりの誤解でしょう。
私なら、ここに著者の「ヒトの好さ」を見ますよ(^^;

著者は、ノーロード型のインデックスファンドを勧めています。

まちがっても、証券会社も銀行も、
これは絶対勧めないですよ(^^;
全然儲からないから。

ネットで自分で探しだし、「コレ指名!」と自分で動かない
限りは投資できないものです。


相当前から話題のFXについても、有効性は認めながら、
あまり勧めてはいませんね。

やっぱり良識的な方だと思います。


ここから先は、自分で情報を集めて、動くしかありませんが。

基本的に投資好きな私が思うことは、
自分で選び、自分で決断することが重要。

どんな安全そうに見えるものでも、100%じゃないですから。
失敗したときに、誰かの受け売りだと、学べないんですよね。


非常に具体的で、良心的なアドバイスをくれる本だと思います。

やるか、やらないか、はあくまでも自由ですが(^^;



posted by ひろりん at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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