「儲かるようにすれば儲かる―商売成功の秘訣」
はい、本日は東海大学名誉教授、唐津一さんの本です。
タイトルに惹かれて読んでみましたが、なんと1996年出版。
すごいのは、全く古さを感じないところです。
統計的に物事を見る。
これは時代の流れに影響されない不変の方法論である。
商売から理屈を追放せよ。
商売は実験に始まり、実験に終わる。
うんうん。
と思う人はどれくらいいるでしょうね。
「購買発作説」ですよ(^^;
すなわち、客がモノを買うその最後の瞬間は、一種の発作である。
そこに理屈なんかない。
人間というのは、ある行動を起こした時に、あとになって
「なぜあなたはこういうことをやりましたか?」
と聞かれると必ず理屈をつける動物である。
後催眠現象のようなもので、後から理屈をつけているだけであって、
人間の決断というものは、意外と理由がない場合が多い。
コレでも納得のいかない方には、この一言。
「あなたはなぜ、あなたの嫁さんをもらったのですか?」
明確に答えられたら、それはそれで面白いけど(^^;
実際、その通りだと思います。
理由がないからと言って対策が立てられないわけじゃない。
商売の王道は「規則性の発見」。
「売れない」を不況のせいにするな。
マスコミが不況不況と騒ぎ立てているので、不景「気」という
気分になって、財布のひもが固くなっているだけであって、
実体とは違うのだ、という話です。
なんだか2009年出版といわれても当てはまってしまう
ような…
相変わらず、日本人の貯蓄額は多いし、2008年金融資産保有世帯の
中央値が750万。
http://allabout.co.jp/finance/savemoney/closeup/CU20081031A/index2.htm
派遣が切られているといったところで、
もともと派遣労働者の比率は、労働者全体の4.7%程度。
それだって、全員切られているって話でもないしね。
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/11/2142_1.html
著者にならって、データで追ってみました(^^;
結局のところ不況っていったって、タイトル通り
「儲かるようにすれば儲かる」んですよ、と。
人は欲しいものがあれば買う。なければ買わない。
H&Mとかに出かけてみれば、わかります(^^;
わんさか買い物してます。
それは安いからだ、それっ、と値段だけ見てマネするのは
間違いだと思いますけどね。
13年経っている本であっても、著者は人間というものを
よくわかっている方なのだと思います。
人間はそうそう、変わらない。
だから、人が買い、人が売る「商売」というものも変わらない。
注文の仕方がネットに変わろうとも。
商売とは、売ることである。
不況下に滅びる会社は、営業から滅びる。
自分の会社のシェアが100%を占めているならそれ以上の拡大は
難しいかもしれないが、普通は2、3割がいい方。
あと7、8割は残っている。
南の島に靴を売りに行ったセールスマンの話は有名ですね(^^;
1人は「全員裸足なので、売れません」
もう一人は「全員裸足なので、いくらでも売れます」
といったという。
ほんと、要は考え方次第なのだと思います。
あまり世間の気分に惑わされないように
したいものですね(^^;
タグ:唐津一
【ビジネス書の最新記事】

