「ビジネス版 悪魔の法則―ポジティブ思考のウソを斬る」
はい、本日はダン・ケネディさんの本です。
100社ものクライアントを持つという、
アメリカのダイレクト・マーケティングの第一人者。
日本では神田昌典氏がその手法を導入していて、
マーケティングの世界では超のつく有名人ですね。
邦訳されているものは少なかったのですが、最近神田氏が監訳した
ものを含め、3〜4冊は出版されているかな。
しかし。
めちゃくちゃ、おもしろい(^^;
邦題はイマイチだと思いますが、
原題は“NO RULES:21Giant Lies about Success”
これ、書いた時には気づかなかったのですが、
「常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学」
というタイトルで再販されているんですね。
同一本です(^^;
こちらは、金森重樹さんが監訳してます。
ルールは破られるためにある。
常識なんてくそくらえ、というのが著者の主張です。
常識的な方は反発を覚えるかもしれませんので、
読まないことをお勧めしますが、
著者はそうやって大成功をおさめてきたのです。
一読の価値はあると思います。
「ポジティブ思考」のウソ
→常識を破って成功する法@
無理してポジティブに考えたり、モチベーションを上げたり
するのをやめる。
綿密な目標を立て、現実的なプランとノウハウを持つ。
「生まれながらの才能」のウソ
→常識を破って成功する法A
どの程度成功するかを決めるのはIQなどではなく、
貴方自身の決断と意志。
「いまどき大学くらい出ていないと」のウソ
→常識を破って成功する法B
学歴がないことを言い訳にしてはいけない。
自分の目的に直結した知識と技能を身につける
「謙譲は最大の美徳」のウソ
→常識を破って成功する法C
自分の技能には少しでも高い値段をつけ
堂々と主張すること。
ビジネスの世界で成功するには傲慢さや強引な売り込みも必要。
「礼儀正しくあれ」のウソ
→常識を破って成功する法D
反感を買うことを恐れてはいけない。
誰でも自分に絶対的な自信を持っている人と付き合いたい。
「クリエイティブであらねばならない」のウソ
→常識を破って成功する法E
新しいことを考えるよりもすでに効果が実証されている
ものを取り入れるように努める必要がある。
あたりまえのことを人並み外れた熱意と努力で行えば
大きな成果が得られる。
「継続は力なり」のウソ
→常識を破って成功する法F
やみくもな忍耐と継続は称賛に値することではない。
試行錯誤して、自分の一番得意なもの、
やりやすい方法を見つければよい。
ビジネス書によくある三つのウソ
@運なんて関係ない
→常識を破って成功する法G
幸運が降ってくる可能性のある場所に身を置く
A急いては事をし損じる
→常識を破って成功する法H
大半の人は必要以上にゆっくりしすぎている。
スピード狂が大きな成功をおさめているのは事実。
Bハイテク万能主義
→常識を破って成功する法I
役に立たないと思えば最新のテクノロジーでも
取り入れない勇気も必要。
「お客様は神様です」のウソ
→常識を破って成功する法J
好ましくない顧客を大掃除して、
理想的な顧客を増やしていく。
こちらに非がない場合はしっかり主張すべき。
「元手がなければ話にならない」のウソ
→常識を破って成功する法K
元手が乏しくてもアイデアを資金に変えていくことは出来る。
資金がふんだんにあるからと言って成功するとは限らない。
「商品第一主義」のウソ
→常識を破って成功する法L
商品自体が大金を生むのはまれ。
魅力ある「物語」、広告、マーケティング、流通などを工夫
しなければならない。
「マーケティングにおける常識」のウソ
→常識を破って成功する法M
マーケティング、セールス、販売に関する常識をすべて忘れる。
最も効果的に顧客にアピールする方法
少ない顧客から少しでも多くの利益を上げる方法を考える。
「経営の常識」のウソ
→常識を破って成功する法N
負けない試合をしようとすれば負けてしまう。
むしろ失敗を歓迎すべき。
企業のスリム化が進む中で必要なのは妥協する技術。
「無用の変革は禁物」のウソ
→常識を破って成功する法O
時代は常に変わっている。
特に問題がなくても、本当に今のままでいいのか考えてみる。
試しに今までと反対のことをやってみる。
常識破りの成功者たち
まさに、目からうろこがぽろぽろ。
のっけから、ポジティブな感情が成功をもたらす?!
いやいや、俺をコケにしたアイツを見返してやる!
ってネガティブ要因の方がパワー強くね?
という話から始まります。
もちろん、こんな文体じゃありませんが、
ダイジェストするとこんな感じ(^^;
たしかに、成功をおさめた人というのは、
後の世から考えてみると納得なのですが、
当時としては非常識なことをした人ばかり。
どうも我々は頭で考えすぎて、言われてみればそれって
当然だよね、ということを忘れてきているような…
改めて、そういう「感覚」を引っ張り出してくれる人ですね。
神田昌典氏も「非常識な成功法則」という
本を書いていますが、なかなか表に出てくることと
本当のことは違うようですね(^^;
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